【FDの考え】

日常の、些細な事柄から心の琴線にひっかかったコトについて書き綴ってみようと思います。

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ひっそりと転載機能を考えてみます・・・その4

ごめんなさい!


世の中の転載騒動とは一線を画す・・・というより、色々な要素が混在しないように・・・現在、転載機能に関して考えています。




今朝、一歩後退、二歩前進のトンコさんが、転載機能に関しての記事を掲載されました。




ここで一点、「ごめんなさい」と言わなくてはならないコトが一点・・・いや、二点。



1.著作権法第63条(著作物の利用許諾)を誤って解釈していた点
2.そのため、「許諾」に代わる言葉として「許可」を使用した点



この二点、訂正します。



1.著作権法第63条(著作物の利用許諾)を誤って解釈していた点
僕は「その3」の記事まで「使用許諾」「使用許諾」という言葉を使用してきました。先にJASRACの使用許諾の書類から見たためだと思います。そして、そのままこの著作権法第63条(著作物の利用許諾)を誤って解釈していました。

第63条を「著作物の使用」とだけ解釈してしまっていました・・・。



違うのですよね・・・この条文って・・・。



著作権法第63条(著作物の利用許諾)
著作権者は、他人に対し、その著作物の利用を許諾することができる。
2 前項の許諾を得た者は、その許諾に係る利用方法及び条件の範囲内において、その許諾に係る著作物を利用することができる。
3 第一項の許諾に係る著作物を利用する権利は、著作権者の承諾を得ない限り、譲渡することができない。
4 著作物の放送又は有線放送についての第一項の許諾は、契約に別段の定めがない限り、当該著作物の録音又は録画の許諾を含まないものとする。
5 著作物の送信可能化について第一項の許諾を得た者が、その許諾に係る利用方法及び条件(送信可能化の回数又は送信可能化に用いる自動公衆送信装置に係るものを除く。)の範囲内において反復して又は他の自動公衆送信装置を用いて行う当該著作物の送信可能化については、第二十三条第一項の規定は、適用しない。




この第63条の解釈・・・僕は・・・著作権を有体財産のようにとらえて解釈してしまっていました。でも、今一度基本に立ち返ってみると・・・著作権って無体財産権・・・違うのですよね(涙)


判例におきましても著作権は相対的な権利である債権ではなく、世の中のだれに対しても主張できる準物権的な性質があるとされています。しかしながら、著作権は有体物が対象である所有権に対して、無体物・・・しかも「権利の束」とよばれている程、様々な態様(利用権)があります。




63条で定義する「利用許諾」は、複製権の許諾も含む





まず、一点目の訂正です。ごめんなさい。






2.そのため、「許諾」に代わる言葉として「許可」を使用した点


1.で示したとおり63条を使用許諾に限った解釈でいた僕は、そうでない解釈を模索しました。そこででた言葉が「複製権の許可」でした。



この部分、もともと著作権者が有している複製権をあらためて発生させた、という意味ではありません。もともと著作権者が有している複製権を、権利を有していない第三者(転載機能の場合、Yahoo!ブロガー)に対して許可する、という意味です。



トンコさんのブログで、o_K_nigel さん(以下、nigel さんと呼ばせて頂きますね)が許可の概念を行政法の概念だと仰られました。その通りです。その概念を僕は類推しました。行政法に民法(私法)の概念を入れることは、かつては否定されていましたが最近は法関係の実質によって適用法規が判断されるようになったことや、許可の他にも代理などの私法の概念が行政法に活用されている部分があります。その逆(私法に行政法の概念を持ち込む)も良いのではと判断しました。もう一点、記事を作成するにあたり、許諾と混同してはいけないという理由もありました。



転載使用をしようとするYahoo!ブロガーは、当然著作権者ではないから複製権を有していない。有していないのに(無断)転載した場合は、著作権(複製権)の侵害となる。禁止されている状態ですね。これを複製権を有している著作権者が「許可」することにより、許可された第三者Yahoo!ブロガーは複製することができる・・・という意味です。決して元々複製権を有している著作権者が誰かから許可を受けて・・・という意味ではありません。




ここまできて既に賢明な皆様は・・・おわかりかと思います。




じゃあ・・・許諾と変わらないじゃん




・・・です。ただトンコさんの記事と nigel さんのコメントを読む前の僕にとっては大きな違いだったのですよ・・・この「許諾」と「許可」の違いは・・・。(ちなみに、再転載も含めたトンコさんの僕の考えの記述は変わらないです。あくまで許可を許諾と読み替えて頂くだけで結構です)




すべては僕の不十分な勉強によるところです。ごめんなさい。




ここで今一度整理・・・






著作権法第63条は使用許諾のみならず、他の著作権(利用権)まで視野に入っている利用承諾であること。





本当に申し訳ないです(涙)恥ずかしい・・・(涙)でも・・・扱ってる内容が内容ですし、間違ったことは早めに訂正しないと・・・。





記事を書き、投稿し、色々な人に見てもらっている以上、どんな影響及ぼすかわかりませんし、責任がありますからね(涙)






大変失礼致しました。





気付かせてくれましたトンコさん、nigel さん、ありがとうございました。

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テーマ:ヒィイッ!!Σ(@□@!!ガクガクガク - ジャンル:日記

コメント

Y!B転載機能のトリッキーさ

FDさん、こんにちは、そしてはじめまして。
以前からFDさんの記事は「沈黙のオーディエンス」として読ませていただいていました。

今回は、トンコさんの記事で差し出がましいコメントを思わず付けてしまい、失礼しました。ただ、よくよく考えてみると、どうも皆さんの考え方それぞれ正解なのではないか、と思い始めました。つまり、それぞれY!Bの転載機能を別のアングルでみるとそのように受け取れるのでは、ということです。機能の個々の部分の危うさ、というよりは、法解釈上「色々に取れてしまう」ことのあいまいさが一番危険なのではないか…と感じ始めています。

かくいう私こそ「著作権」の理解はまだまだだということを貴兄やトンコさんの記事を読んで痛感しています。今一度、じっくり腰を据えて基本的な考え方から色々な資料を当たってみたいと思っています。FDさんの記事も、もう一度頭から読み直しているところです。また機会があればご教示ください。

まずはごあいさつまで。

  • 2006/12/09(土) 11:56:14 |
  • URL |
  • o_keke_nigel #VRNId50o
  • [ 編集 ]

nigel さん こんばんは!

いえいえいえいえ!nigel さんがトンコさんのところでコメントして頂いたおかげで僕自身、自分の解釈を今一度省みることができ、更には条文解釈に誤りがあることも気づけたので・・・逆に感謝です!

更に行政法の概念の導入に関しても、自分の記事の中でnigelさんが仰ったことをしっかりと書いて、且つ今回の記事で述べたことを書いていれば・・・と、悔しい気持ちがあります。未熟な記事を書いてしまいました。

皆さんがこの転載機能に対して色々なアプローチをされています。ただ、おそらく行き着く先・・・結論は、総じて「(現在の)転載機能は、よくない。」になるかと・・・。

僕はよく「ROM者は見ている」と使います。色々な記事を見て、読者の方々は自身で考え、自身で色々なコトを決めていけばよいのだと思います。

nigel さん、時々、「沈黙のオーディエンス」状態から、是非、僕の記述に至らない部分がありましたら、どんどん述べてください。いつでも待ってます!

  • 2006/12/09(土) 20:14:29 |
  • URL |
  • FD #rHC6qD16
  • [ 編集 ]

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